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- 2022.01.29 Saturday
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今年で工房も15年。
毎日お菓子を作る変わらない日々です。
毎日毎日同じことをしているから、ずう〜っと同じような気分でいるけど、
使っている道具たたちは使われた年月だけ古くなっていて
そろそろヤバいんじゃないか???
という物もチラホラあったりします。
もちろん不具合が出たものは修理や交換しなければならないのだけど、
毎日作業を行っている工房では不具合が出てからの対処では業務に支障をきたす恐れがあるの
戦々恐々としながら使っていたりします。
だから不具合が出る前に新しいものに変えてしまおう!
という事で、
先日作業台として使ってるコールドテーブル(冷凍冷蔵庫)を買って入れ替え作業を行いました!
と簡単に言いましたが、
業務用のコールドテーブルはちょっとした大きさで、
重さなんと100kg超え!!!
購入と処分はそれぞれ違う業者さん。
工房の前までは無料で運んでくれるというのですが、
部屋の中に運び入れるのは別料金で結構なお値段がかかってしまうのだそうな。
15年前のオープンの時は確か自分と両親の3人で運び入れたはず。
それなら今回も自分たちで運び入れよう!と迷わず決めました。
しかし、
来たことがある方はご存じかもしれませんが、うちの工房は狭いです。
道路から工房の建物の中に大きなコールドテーブルを入れるには、
狭くて急な階段があったり、狭くて足場の悪いコーナーがあったり、
どうやって運び入れるんじゃーーー!
という状況。
まあなんとかなるだろうとタカをくくっていたのですが、
作業は私の想像をはるかに超えて猛烈に大変なものでした。
運搬作業は大人4人。
それも、生きのいい若者ではなく、おばさん、おじさん。
コールドテーブルにはしっかりと手をかけられる場所がなく、
無理な姿勢での作業は実際の重さ以上に重たく感じられ、
「せーの!」
で持って移動しても1回に50cmくらいずつしか動かせない有様…
わずか10mくらいの距離でしょうか?
運搬するのに30分くらいはかかってしまいました。
いやはや本当に本当に疲れました。
(手前の古いコールドテーブルをやっとの思いで運び出したところ。奥のが新品。
みんなもうヘトヘトです。)
工房の厨房のど真ん中に置いてあるコールドテーブル。
動かすのは15年ぶり。
久しぶりに広い床がお目見えするのでこの機会に大掃除をしました。
(古いコールドテーブルは感謝の気持ちを込めてきれいに噴き上げてから運び出します)
(この機会に大掃除。物が増えた分掃除も大変です)
新しいコールドテーブル。
そのほかの物も大掃除できれいになって、
とっても気持ちの良い工房。
気持ちもリフレッシュしますね。
さあ、15年使ったコールドテーブルを新品に変えたから、
あと15年は頑張って続けていかなくちゃいけないって事ですね。
よし、機会を入れていくぞ〜!
買い物はあまり好きではありません。
整理整頓がとっても苦手なので、衝動買いであれこれ買ってしまうと工房がものであふれかえって大変なのです。
だから買い物する時には、本当に必要なのか?色々種類がある場合は適切なものを選べているか?何度も何度も検討します。
正直、検討するのも面倒だし、買ってしまったらやはり整理整頓しなければならないので、やはり買い物は好きではありません。
そんな買い物には慎重派の私ですが、わりとよく買ってしまうものがあるのです。
それは刃物。
つい先日も包丁を1本買ってしまいました。
もちろん検討に検討を重ねたうえでの購入ですよ。
でも気が付けば工房のナイフスタンドは満員御礼!
どう考えても刃物が好きとしか言えませんよね。
で、買った包丁はコチラ↓↓↓
カステラ包丁と言って、名前の通りカステラを切る専用の包丁です。
「え?リサさんビスコッティの次はカステラ屋を始めるの?」
と言われそうですがそうではありませんよ。
刃渡りの長い包丁が欲しかったのです。
刃の長さ、なんと36cm。
私の手と比べたらこんな。
家庭用の普通の包丁と比べたらこんな。
一体何に使うんですか?
と聞かれる前にお応えします。
それはショートブレッドの生地をカットするのに使っています。
この長い包丁で大きな生地をザクリ!
今までは大きい生地を一度に切れなかったから向きを変えて2度に分けて切っていました。
でも今はこの包丁のおかげで作業もはかどってルンルンです。
長い包丁を使うのは取り扱いに気を遣わないとなので大変ではありますが、ちょっと刀チックで気分がいいですよ。
さて、包丁が1本増えたので、ナイフスタンドがほぼ満員御礼!
というかはみ出しそう!
こんなに刃物ばかりそろえてどうするつもりなんでしょうね〜。
こんなにたくさんあったら使わないナイフもあるんじゃない?って思うかもしれないけど、
これがなんとほとんど全部使っているんですよ。
まあ頻度は違いますけどね。
良く考えたら、厨房の包丁だけじゃなくて、事務作業部屋なんかで使う刃物もけっこうたくさんあるかも…
はさみも何本もあるし、カッターは良く見失うから常時2本は必須、リボンや布も切ったりするから手芸用のはさみもあるかな。
他にもDIYの工具は更に色々な道具が満載だわ。
鋸やキリ、ペンチやカンナ、etc.etc.
改めて列挙してみると本当に刃物をたくさん持ってるわ!
これは刃物好きとしか言いようがないですねぇ〜。
今年は、春からスタッフも増えてお店としての新体制を取って運営してきています。
工房は今まで私一人で使っていたので雑然としていましたが、
みんなで使うために、お客様を気持ちよくお迎えするために、
より整頓され!
美しく!
使いやすく!
を目指して日々片付けに精進している所です。
(精進中なのでまだまだですが…)
正直言って片付けは苦手です。
書類などは検討中のものはそのまま手近なところに置いておくので気が付けば机に山積みに…
サンプルとして取り寄せや購入した食材や資材も気が付けば棚に山積みに…
頭の中ではあれもやろう!これもやろう!と頑張っているのですが、まあなかなかそう上手くはこなせませんよね。
だから全部をやろうと欲張るよりも、その時出来る事以外の物をしかるべき場所へ片付けられる人を尊敬します!!!
なんて出来る人を羨むだけでは何も進まないですよね。
だからと言ってそんなにすぐに片付け上手にはなれないので、とりあえず自分がやって楽しい事から始めています。
片付けは好きじゃない!
買い物は好きじゃない!
物を作るのが好き!
作ったものが活用されるのが好き!
という事で、整理整頓するのに必要な収納家具をDIYでちょっとずつ作っています。
本業のお菓子作りが忙しいから、ほんのちょっとずつしか作れないんですけどねぇ。
夏から構想を練っていたゴミ箱、涼しくてDIYするのに良い季節になってやっと形になりました!
工房のテラスから入った時の正面にある棚の下はゴミを置くスペースでした。
今まではレジ袋とか紙袋に入れて溜めていたけど、ゴミ感漂っていたのでスタッフから改善してくれ!と要望があって一念発起!
べニア板を木工用ボンドで貼り付けて、底に100円ショップで買ったキャスターをくっつけただけの簡単DIY。
とは言え、乾くまでに時間がかかるからビスを打ってとめた方が楽かもしれない…
べニア板では見た目があまりよろしくないのでコーヒー豆の麻袋をまわりに貼り付けました。
この麻袋は、以前両国のカフェ「ボンフィーノ」さんに伺った時に頂いたもの。
デザインもおしゃれなので何かに活用したいと寝かせておいたのですが、やっと日の目を見ました!
なかなか味わいのある仕上がりになって大満足です。
ミックスペーパーゴミ箱、プラスチックごみ箱、その他なんでも入れ箱、と分別したら棚周りがだいぶスッキリきれいになりました。
さあ次はどこを片付けるためにDIYしようか。
今日10月1日は、焼菓子工房がオープンした日。
開業は2005年、今から12年前ですね。
という事は今年でお店は12周年になります。
パチパチパチ。(自分で拍手!)
いやぁ〜、もう12年も経ってしまったんだぁ。
気分的にはあっという間だったけど、12年って結構長いよね。
子供が生まれたとしたら12年で小学校6年生だ!
う〜ん、うちのお店も小学校6年生並みには成長できたかしら???
ちょっと前まではスタッフはいたものの、ほとんどを自分一人でこなしていたので、
その成長は亀よりも遅い歩みだったかもしれないな。
それがここ数年でスタッフにもしっかり仕事を担当してもらい、企画を立てて仕事を進めていけるよう人なってきて、
成長はうなぎ上りになったかもしれません。(ちょっと大げさすぎ!)
今年は特に変化が激しくて、自分でもかなり戸惑いながら仕事を進めています。
チャレンジする事は楽しいしワクワクするけど、自分の実力以上に無理をしていないか?
本当に自分がやりたいと思っている事に向かっているのか?
毎日いっぱいいっぱいの中でとにかくがむしゃらに頑張っています。
例年だと周年記念のこの日は、工房で販売のイベントなどして大忙しだったするのですが、今年はお休みをもらっています。
日曜だしね。
お休みといっても、なんだかんだで仕事に関する作業をして1日終わってしまいました。
10月中旬に工房でカフェイベントをする事もあって、サンルームを急ピッチで整えないといけないのだ。
だからDIY作業をしたり、
お庭の手入れをしたり、
栗が手に入ったので栗の仕込みをしたり、
厨房の掃除をしたり、
平日の通常業務では製造作業と出荷業務で手いっぱいなので、お休みの日は最近こんな感じです。
なかなか仕事以外の事をする余裕はなくて大変なんだけど、これまでにないほどの充実感があって、
こんな日々も悪くはないよね。
でもまあ、正直私も歳を重ねてくると体力も衰えてくるからなぁ。
1日も早く、スタッフと一緒に作り上げるお店に変えていけるように頑張らなくちゃ!
【軍手染めてみました!】
ちょっと前の日記趣味はなんですか?でお話ししましたが、
去年から草木染をぼちぼちやっています。
夏休みの宿題のやり残しを今頃になってやっている次第です…。
今年の宿題は何かというと…
じゃじゃ〜ん。
軍手です。
なんでまた軍手なんかを染めようと思ったのか?
と思うでしょ?
それはですね、
この軍手は2枚重ねになっていてオーブンミトンとして使うのですが、
今回はお客様へのプレゼントにしたいから少しでも可愛らしく!という想いで染めてみました。
元は軍手なので染める前は作業用という感じで本当にみすぼらしく、
染めてみてもなんかイマイチ可愛くなかったんですよ。
あまりの可愛くなさに染めている過程の写真を撮らなかったくらい…
これで本当に大丈夫かなぁ?と不安に作業を進めていったのですが、
出来上がってみたらなんとかそれなりに見えるようになりました。
仕様したのは綿100%でできた軍手。
綿を草木染めで染めるのは色があまり入らず難しいのです。
だからどれも色味はほんのりな色合い。
染めた色感を出すために差し込み口を折り返して地の色を見せることにしました。
折り返して纏り縫い、一緒にロゴのタグも付けました。
おかげで少しは可愛らしくできたかな?
いろんな種類の素材で染めたので全部並べてみると一層可愛く見えますね。
全色プレゼントしたいのは山々ですが違う色の組み合わせをセットにしてプレゼントにする予定です。
このオーブンミトンの良い点は、
5本の指が全部動かせるので、ミトンをはめたまま細かい作業が出来る事。
特にオーブン作業にはおススメです。
パンを焼いてて途中で霧を吹いたり、
焼きあがったパンを型から出したり、
焼きあがったかな?のケーキに串をさして確かめたり、
オーブンのボタン設定をしたり、
お料理やお菓子、パン作りをいっぱいされる方に是非試していただきたいです。
本当は夏の間に終わらせておきたかった作業なのに、こんな時期になってしまいました。
反省。。。
子供の頃から夏休みの宿題は苦手でした。
ちなみにこちらがいつもスタッフが使っている
何の飾り気もないココユタ作業用オーブンミトンです。