スポンサーサイト
- 2022.01.29 Saturday
一定期間更新がないため広告を表示しています
- -
- -
- -
私の大好きなビスコッティ
『グラハムハニービスコッティ』
粉に北海道産の全粒粉を合わせて、蜂蜜とカシュナッツが入っています。
とにかく香ばしくて、蜂蜜の風味が何とも言えない良い味わい。
自分が作るビスコッティの中でも1、2番を争う好みのビスコッティです。
そんなお気に入りの『グラハムハニービスコッティ』ですが、
商品としてカテゴリー分類するのに仲間に入れるカテゴリーがないんですよね。
美味しいい、お気に入りなのに、未だに商品化できていないのはそんな事が理由だったりします。
そんな商品化待ちの『グラハムハニービスコッティ』
この度16周年の特別商品として1ヶ月だけ販売する事になりました。
臨時商品だし、急遽決まったので、パッケージの粗末さは勘弁してください。
風味の決め手の蜂蜜。
先月ちょうどスタッフのMさんから
「いつも取り寄せているものですが食べてください」
と秋田の純粋アカシア蜂蜜を頂きました。
蜂蜜大好きな私は大喜び。
アカシアの蜂蜜はすっきりとして癖がなく優しい味わい。
毎日トーストやヨーグルトにかけて楽しんでいました。
そのMさんからのおすそ分けの蜂蜜を今回のグラハムハニービスコッティに使っちゃいます。
粉は、薄力粉も全粒粉も北海道産、ビートグラニュー糖も北海道産、卵は地元川崎産の生みたて卵、
塩は沖縄のシママース、カシュナッツはベトナム産、これらを合わせて作るビスコッティがおいしくない訳がない!
すいません、自分のお気に入りのビスコッティなので力が入りすぎました。(;^_^A
そんなおススメの『グラハムハニービスコッティ』是非食べてください。
10月1日から1か月間の販売です。
前回の季節限定の話の続きです。
空席の7月季節限定ビスコッティの席を埋めるべく、
今挑戦しているのは、
『バナナ』です。
そう、あのバナナ。
バナナなんて果物の王道、なんで今までなかったんだろう?
いえいえ、実はバナナは冬の人気商品のあれに使われているんですよ。
それは、『ミルクちょこび』
えっ、あれってバナナだったの?
と思う方も多いのでは?
そうなんです、ミルクチョコの味とビスコッティのザクザク食感がメインで忘れられた存在ですが、中にはドライバナナが入っているんですよ。重要な隠し味です。(隠してないけど)
あ、話は戻して、季節限定のフレーバーとしての『バナナ』の話
空席の7月のフレーバーをいつも気にかけている中、
去年までトライしていた梅のビスコッティに食感をプラスするために買い置きしていたバナナチップスをなんとなく入れてみた。
梅のシロップ煮はちょっとねっちりして歯切れが悪かったから、パリパリのバナナチップスと合わせたらどんな感じになるのだろう?とちょっとヤケクソ的な組み合わせ。
焼きあがった梅バナナビスコッティは…
はっきり言って美味しくない。
梅の味もバナナの味もしなかった。
まあ、こんな失敗をする事もあるよね。
ありえない組み合わせとか試してみないと、この行き詰った状況は打破できないくらい困っていました。
失敗したけそ、なんか閃いた!
今まで梅をなんとかしようと思って今回バナナを合わせたけど、バナナをメインにしたらもしかしていけるんじゃない?
普通にフルーツのフレーバーで言えば王道の『バナナ』
なんで今までそれに思い至らなかったのか!!!
それから私のバナナチャレンジが始まった。
とりあえず手持ちのもので、バナナチップスと南国イメージでココナッツを合わせて焼いてみた。
サクサクの食感は良かったんだけど、バナナ感が薄くてなんのビスコッティだか全く分からない。
分からないけど、なんか美味しい。
味覚が繊細な人は後味にほんの僅かバナナを感じてくれました。
私が買ったバナナチップスがイマイチだったのかなあ?
他のものならもっとバナナの味がするのもあるのかな?
で、他のバナナチップスも買ってみました。
色々食べてみましたが結論はどれも同じでした。
よくよく考えてみると、
バナナチップスってまだ熟れていない硬いバナナを揚げているのでは?
私たちが食べているあのねっとりとしたバナナを揚げてあんなにサクサクになる筈がないよ!
という事で、バナナチップスにバナナ感を求めるのは諦めました。
次に挑戦したのが、ドライバナナ作り。
ミルクちょこびに使っているドライバナナは食感が固くて風味も控えめ。
ならば自分でバナナ感たっぷりでおいしいドライバナナを作ろう!
私の大好きな台湾バナナを5mmほどのスライスにして乾燥器で乾かしました。
色が黒くなるが心配だったので、シロップにくぐらせたり、レモン汁にくぐらせたり、
程よく乾燥して美味しく出来たけど色はやっぱり黒くなっちゃった。
さて、自分で作ったドライバナナを使って早速ビスコッティの試作です。
ドライバナナはやはりねっちり感が強いのでサクサクの食感のバナナチップスと合わせて生地を作り焼いてみました。
おお、前回よりはバナナ感が出てきた。
と私はちょっとした手ごたえを感じました。
でもスタッフからはバナナ感がイマイチとの厳しいお言葉。
何が足りないのか?
どんな味だったらバナナを感じられるか?
スタッフに聞いてみました。
やはり普通の人のバナナの印象は、生で食べるときの口いっぱいにねっとりと広がるバナナの強い香りと食感。
ビスコッティではその口の中のバナナ感を表現するのは難しい。
あと、世の中にあるバナナフレーバーのお菓子はバナナの香料を使っているので、その味に慣れている人は自然のドライバナナの風味はバナナと感じにくいのでは?
むむむ、これは行けるか?
と思ったのですが、結構難しいですね。
手作りするのが大変だから分量を増やすのはどうかなと思っていたドライバナナ。
先日他の材料の発注をするときに何気なく何かほかに使えそうなものはないかな?と見ていたら。
ありましたよ、ドライバナナ。
早速お取り寄せ。
タイ産の無添加ドライバナナ
説明がなかったからこれがバナナなんて誰も分からないよ!
切ったらちょっとバナナかも?
自家製のドライバナナとはだいぶ違うな
ネットの画面では見ていたけど、本当に真っ黒なバナナ。
まあ、余計なものは何も入れていないので黒くなるのも当たり前だけどね。
探していたものでなければ絶対に買わないような見た目のグロテスクさ。
正直美味しそうとは言えないよ。
でもまあとりあえず食べてみる。
ふ〜む、これはこれはバナナ感がけっこうあるぞ。
これが使えるのなら、自分でドライバナナ作らなくてもいいし、入れる割合も増やせるし、
何より余計なものが入っていないのがうれしいじゃないですか。
で、現在に至る。
さあ、これからこのドライバナナを使って試作です。
まだまだチャレンジは続きますが、
納得のいく美味しいバナナビスコッティが出来上がったら
来年の7月には皆さんにお披露目したいと思います。
これだけ書いて出来上がらなかったら恥ずかしいので、
必死でやりますよ〜。
楽しみに待っていてください。
3月になりました。
日差しもポカポカ、もう春ですね。
3月から始まりました季節限定『さくらビスコッティ』
今年はちょっとレシピを変更しました。
もともと『さくらビスコッティ』を作った時には私の中で、
さくらの味 = 桜餅
だったので和風な感じでレシピを作っていたんですよ。
だから具材には、桜の葉の塩漬けと甘納豆。
それだけだと具材にボリュームがなかったのでアクセントにドライチェリーを入れてみました。
さくら = さくらんぼ
のイメージですね。
この具材のレシピは、それはそれでおいしかったんですよ。
でも数年前から甘納豆を入れるレシピにちょっと違和感を感じていました。
2度焼きした時の食感や乾燥加減がとても難しかったので他の具材に変えることをずっと考えていたんですよ。
去年の『さくらビスコッティ』シーズン終わりに色々とレシピを見直しして
具材の甘納豆をホワイトチョコに変えることに決めました。
食感は前よりもサクサクに、味はホワイトチョコが入ったことでミルキーでマイルドな味わいに。
桜の葉っぱって、ちょっと癖があって苦手な人も多いと思うんですよね。
実際私も子供の頃は苦手で、桜餅は葉っぱをはがして食べていました。
その桜の葉の癖がホワイトチョコでマイルドになっているので、苦手な方でも食べやすくなりました。
食べるとほんのり桜の香りがするビスコッティ。
桜の葉は、なるべく自然な風味が活きるように、
出来合い品のパウダーは使わず、自分の所で桜の葉の塩漬けを乾燥させてパウダーを作っています。
「桜の葉の塩漬けも自家製で作っているの?」
と聞かれたことがありますが、残念ながらそれは仕入れています。
でもそのうち桜の葉の塩漬けも作ってみたいな。
桜の葉狩りに行くか!
この『さくらビスコッティ』スパークリングワイン、ロゼワインにピッタリです。
オシャレな春飲みのお供に是非食べて欲しいビスコッティです。
ビスコッティ専門店になってからずっと、色々な種類のフレーバーを試作してきました。
今ではおかげさまで種類も増えて胸を張って専門店ですと言えるくらいになりました。
もうだいぶ前になりますが、季節限定ビスコッティのカレーを完成させた時。
カレービスコッティは本当においしいのですが、他の季節限定商品とは何か毛色が違う感じなので大丈夫かな?
と心配していました。
心配をよそに、カレービスコッティを気に入ってくださったお客様はたくさんいました。
ありがたい事です。
でもなんかやっぱり他の種類とは違うよなぁ。
私が感じた違和感はどうやらカレービスコッティだけ食べるシチュエーションが違っている事でした。
他のビスコッティは甘いので、コーヒーや紅茶と一緒にティーブレイクでホッと一息。
って感じだけど、
カレービスコッティは、スパイシーな刺激があって甘みもあるけどビールのおつまみにピッタリという感じ。
実際に私もお客様へはそういう風におススメしてきました。
やっぱりカレービスコッティだけ他とはなんか違う。
カレービスコッティだけが飲みのシーンで活躍するビスコッティだ。
今は季節限定のカテゴリーに入れてるけど、これはきっと別のカテゴリーを作った方がいいはず。
そんな想いがあって、お酒のシーンに合うビスコッティを色々試作してきました。
カテゴリーにするので最低3種類は欲しいよな。
だから更にあれこれ試作を繰り返してきました。
今回、『おつまみビスコッティ』として、カレービスコッティをはじめ、
ハバネロ&ガーリック、ジェノベーゼ、えび塩、の4種類を商品化
まずは父の日ギフトとして一般販売をしてみる事になりました。
かなり長い間温めてきたものがやっと形になりました。
今回決定したおつまみビスコッティ4種、
ここ数年で、試作の成果として日記でちょくちょく紹介したり、
試食品やプレ販売で皆様に食べていただいたりもしているものも結構あります。
カレービスコッティはおなじみ?なのでさておき、
珍しがってハバネロの苗を買ったら大量に収穫できて使い道に困った事がきっかけのフレーバーです。
辛いのは苦手!という方もいるかもしれませんが、辛みよりも旨みを意識したレシピになっています。
毎年バジルを育てて、自分の食事用にジェノベーゼペーストを作ってます。
ビスコッティはイタリアのお菓子。
同じイタリアの味ジェノベーゼが合わないはずがない!!!
という発想で試作し始めましたが、バジルの風味ときれいな緑色を出すのに結構苦労しました。
甲斐あってなかなか良い感じのジェノベーゼビスコッティが出来ました。
えび塩ビスコッティは、
なんとうちの製造スタッフが考案した第1号のビスコッティなのです。
毎年10月にやっている周年記念の企画としてお客様にプレゼントするビスコッティを考えてみて!
という私のオーダーに何種類かのアイデアを出してくれました。
えび塩はその中の1つ。
聞いてみただけでおいしそう〜
実際に作ってみてもかなりの出来、
ちょっとだけレシピを手直しして完成しました。
えびの風味が何とも香ばしいビスコッティです。
おつまみ、家呑み、お酒のお供、というのがキーワードなので、
まずは父の日ギフトでデビューです。
そして、父の日前日の15日には、たまプラーザテラスマルシェの販売に持っていく予定です。
その後は販売方法やパッケージなど、色々改善しながら
単品販売なども検討していく予定です。
ビスコッティのイメージを大きく覆すものになっています。
この味は食べてみないと分からない。
是非多くの方に食べてもらいたいな〜と思っています。
突然ですが、馬は好きですか?
最近は馬ブームがきているのか各地で馬のイベントが開催されているみたいですね。
馬好きさんが増えているのかしら?
私たちの生活ではあまり身近な動物ではない馬ですが、
割と身近に感じられるのは競馬でしょうか?
競馬ってなんだかおじさんがやるイメージだったじゃないですか?
なんか近寄りがたい?そんな感じ。
でも最近の競馬場ってすごくきれいでイベント盛りだくさん!
レジャーとしてかなり楽しめるものなんですよ。
かくいう私も馬好きの友達につられて競馬を楽しむようになりました。
そんな競馬を楽しむ女性をUMAJOって呼ぶらしいですよ。
競馬場の一画には女性のためのリラックススペース”UMAJO SPOT”があります。
ドリンクサービスや、UMAJOオリジナルスイーツの販売など、楽しめることが盛りだくさん!
今回UMAJO SPOTとのご縁があって、
”福島競馬場”限定で『馬のおやつ』という商品を作らせていただくことになりました。
馬のおやつって何よ?
と思いますよね。
よく池なんかで売っている”鯉のエサ”というようなものとは違いますよ!
これは馬が食べるものではありません。
人間の食べ物です。
馬がエサとして食べる干し草を四角く固めた”ヘイキューブ”というものがあります。
このヘイキューブを模してビスコッティをコロコロの形に焼き上げたものなんです。
普段は長細くカットしているビスコッティを小さくコロコロの一口サイズに作っています。
ビスコッティっぽさは感じられませんが、一口サイズで食べやすく、
なにより馬の気持ちがわかるかもしれない…(わかるかどうかはあなた次第?)
『馬のおやつ』今回は3種類用意しました。
・チョコレート&アーモンド
・みそ&カシュナッツ
・さくら&甘納豆
甘かったり、甘じょっぱかったり、桜の香りがしたり、それぞれ風味が全く違います。
どれもおススメなので、競馬場に来た記念のお土産として3種類セットでいかがですか。
福島競馬は、4月21日(日)まで開催中です。※土日のみ。
そろそろ桜も咲き始めた福島。
競馬場の近くには桜の名所もたくさんで色々楽しめること間違いなしですよ。
私も福島競馬場に行く予定です。
皆さんも福島競馬場へGO!
うちのお店はビスコッティ専門店!
売っているものは当然の事ながらビスコッティばかりです。
そんな専門店ならではの"あるある”なのか?
種類が多すぎて名前を呼び分けるが難しい!!!
大抵はフレーバーの名称で呼び分けているんだけど、
違うサイズで同じフレーバーとか、似ているフレーバーだけど商品カテゴリーが違うとか…
スタッフ同士でちょっと話すだけなのに、いちいち説明しないと伝わらないというのは本当に面倒くさいのだ。
例えば、
「"バレンタイン用プチギフトのオレンジビターチョコ”を包装しておいて」
ってな感じ…
なので、ちょっと紛らわしいな、分かりずらいな、説明がウザったいな、という商品にはニックネームを付けています。
まぁ、ニックネームがそのまま商品名になっちゃったのも結構あるかな。
ひと口サイズの切り落とし詰め合わせビスコッティは、
チョコレートコーティングビスコッティは、
ひと口サイズの贅沢塩バタービスコッティは、
で、今回分かりずらいからネーミングを考えてくれ!とスタッフからお願いされてニックネームをつけた商品は、
この商品は、冬季限定でチョコレートをたっぷり入れて焼いたビスコッティのプチギフトです。
チョコレートの商品は色々あるし、プチギフトは通年で販売しているものが他にもある、
一言で他の商品と違いが分かる様なネーミングを色々考えて…
チョコレートの"ちょこ”と、プチギフトのちょっとした意味合いの"ちょこっと”を掛けています。
駄洒落のような安直なネーミングでごめんなさい。
でも分かりやすく覚えてもらうためには安直が一番!
という事で『ちょこっとpetitギフト』よろしくお願いします。
チョコレートたっぷり入っているので冬季限定商品です。
3月末までは販売しています、別れのシーズンのちょこっとした贈り物にいかがですか?
11月に「夜おやつ」としてお酒に合うビスコッティをセット販売しましたが、
その時の+oneとしてフルーツサラミをサービスで付けました。
「フルーツサラミ」って???
一般的には「フィグログ」と言ってイチジクなどのドライフルーツを筒状にまとめたものです。
私はこのフィグログが大好きで、寒い季節にはお酒のおつまみとして常に常備しているほどです。
そして、ちょっとゆったりお酒を飲める時には薄くスライスしてちょっとずつ齧りながら楽しむのです。
もちろん1人酒の時にも食べちゃいますが、数人集まってお酒を飲むようなにぎやかな時には、
チーズやクラッカーと一緒にお皿に並べて食後の余韻の時間を楽しむのに超おススメです。
先日スタッフにこの「フィグログ」って焼いてあるんですか?
と聞かれました。
なんと!「フィグログ」は焼いていません。
加熱一切なしの Raw sweets なのです!
焼菓子屋の看板を掲げている私が作るものは焼菓子だろうという印象が強いのでしょうね。
一般には「フィグログ」という名称が知れ渡っていますが、これって英語名称だよね〜。
ビスコッティ屋さんとしてはイタリア語の名称の方がいいよね〜。
って事で、イタリア語の「Registro di fico (イチジクのサラミ)」のfico(イチジク)の部分だけ頂いて
「ココユタfico」と名付けました。
名前にも入っているように「ココユタfico」はほとんどイチジクでできています。
ココユタでは、ドライイチジクをはじめ、プルーン、レーズン、ドライアップル、ドライストロベリー…
その時あるドライフルーツを色々合わせて作っています。
こんなに色々なドライフルーツが入っているのも日頃ドライフルーツをたくさんビスコッティに使っているココユタならでは!
時には自家製のピールなども入ったりして、他のお店のとは一味違うものになっています。
でも作り方はいたってシンプル。
材料は、イチジクをはじめ色々なドライフルーツとハチミツとスパイス
それらの一部をフードカッターでペースト状にします。
このくらいネバネバになるくらい!はっきりいって扱いずらいです!
細かく刻んでおいた残りのドライフルーツとハチミツとスパイスを合わせます。
適量をラップの上に広げながらクルミを巻き込みながら成型します。
目指すはサラミの形。この状態で冷蔵庫で1週間ほど寝かせて落ち着かせます。
あんなにネバネバだった生地は冷蔵庫で時間が経てばしっかり固まってサラミのようにスライスできます。
こんな感じで作っています。
焼いていないお菓子「ココユタfico」
これから集まりなど増えるシーズンにおつまみの一品としていかがですか?
焼菓子工房LISAを始めようと思った時に
どんなお菓子を作ろうか?
とあれこれ考えて選んだお菓子のひとつ
『クグロフ』
真ん中に穴が空いていてまわりがナミナミしている形がなんとも可愛らしい。
バターケーキと言えば、
ブリキの四角いパウンド型で焼くのが定番だったけど
このクグロフ型に出会ってからは断然クグロフ型の方が魅力的!
実際、同じバターケーキの生地でパウンド型とクグロフ型で焼いてみると焼き上がりは結構違ってくるんです。
クグロフ型は真ん中に穴が空いているから火の通りがよく、丸い形なので膨らみも均一に上がる。
パウンド型で焼くよりもしっとり焼きあがる感じがするな。
焼きあがった表面をアイシングでコーティングしているのですが、
食べるときにシャリシャリした食感が味のアクセントになってなんとも美味。
このシャリシャリがたまらない!と言ってくださるお客様も多いのです。
この私の原点のお菓子『クグロフ』
今では年中ビスコッティばかり焼いているのですが、
余裕ができるとやっぱり焼きたくなります。
今の季節だとやっぱり"夏みかん”
特に夏みかんのクグロフは、自家栽培の夏みかんで作った自家製ピールを使っているので思い入れもひとしおです。
今年はいつもの夏みかんピールに加えて、
橙、レモン、オレンジのリキュールを使ってより柑橘感をアップしました。
柑橘の爽やかさと苦みがいい感じでミックスされて味わい深い大人味に仕上がりましたよ。
6月末までの販売を予定しています。
自分用に、贈り物に、是非お求めください。
去年の暮れから初めての試みで取り組んでいた事があります。
それは、商品のパッケージのデザインをする事。
今まで12年もお店をやっていて何を今さら…
と思われるかもしれませんが、ちゃんとしたパッケージを自分で作るのは初めての事だったのです。
今あるちょっとオシャレなパッケージはちゃんとしたデザインのプロにお願いして作ってもらっていたものです。
私はイメージやデザインに盛り込む文字を伝えるだけであっという間に素敵なパッケージが出来上がりという具合でした。
で、なぜ今回は自分で作る事になったというと…
それは、時間がなかったからです。
事のいきさつをお話すると、
去年の11月末にミンネで大阪梅田ロフトでのバレンタインイベントに出店しませんか!
という募集があり、その時ミンネ気分がすごく盛り上がっていたので
「これは出店しなければ!!!」
と思ってしまい勢いで応募。
その直前のヒカリエイベントも申し込んでいたのに、スケジュール大丈夫ですか?
とミンネの人に心配されるほど勢いでした。
ヒカリエは対面販売だったし特に何かのテーマもなかったので通常の商品を全部持っていったのですが、
梅田ロフトはバレンタインイベントですよ。
バレンタイン気分盛り上がるチョコの商品を出さなくては!
もちろん人気の「ちょこび」は出すつもりでしたが、他にも何か用意したいなぁ〜。
とあれこれ考えてたどり着いたのが今回のパッケージの商品です。
出店が決まり、商品を決定して書類を出さなければいけない期日まで3週間ほど。
これでは誰かにパッケージを頼むことはできない。(泣)
仕方なく自分でパッケージを作る事になった訳です。
ビター、ミルク、ホワイトのチョコとそれぞれ相性の良い具材のビスコッティ
実はこの商品は以前から作っていました。
でも季節商品で数量もあまり作っていなかったので自作の簡易パッケージをつけて販売していたのですよ。
自作の簡易パッケージはやっぱりちょっと貧相だったな。
中身はおいしくておススメのビスコッティなのに見た目のせいであまりたくさんの人に関心持ってもらえなかったかなぁ。
なので今回梅田ロフトに出すにあたって、見た目もかわいく中身も美味しくの商品を目指してパッケージづくりに取り組んだのですよ。
以前の商品パッケージはこちら↓
キャー、あまりにもダサくてお見せするのも恥ずかしいぃー!
でも少しずつですがお店として進化している様子を知っていただけるのも嬉しい事ですね。
去年のスタッフ募集でウェブデザイン担当が加わった事で、
今までできなかったパッケージデザインも私のイメージを具現化できるようになりました。
但しプロに依頼するようなざっくりとしたイメージでは作れないので、
私の方でパッケージイメージを詳細に作り込むという作業をやる必要がありました。
お菓子を作る仕事ではないですが、かなり頑張りましたよ!
今回はイラストも描かせて頂きました。
絵を描くことは子供の頃から好きだったけど、あくまで趣味。
パッケージとは言え多くの人に見てもらうような絵を描く機会がやってくるなんて思ってもいなかった。
本来ならプロに頼みたいところでしたが準備期間が1ヶ月もなかったので、もう必死でやりましたよ。
筆ペンを使って手書きで素材のイラスト。
まあ読み込んでからあれこれ加工もしてもらったから何とか見られるイラストになったかな。
ただ描くというのではダメで「パッケージのこの部分にこんな感じで!」という条件があるから難しかったー。
下書きしたら微妙に線に勢いがなくなってしまうから、直接ペン素材を描く。何度も何度も。
甲斐あってなかなか良い出来には仕上がったかなぁと思うけど、本当言うともうちょっと直したかった。でも時間が…。
手書きでイラストを描く人って本当にすごいなーと改めて思うそんな日々でした。
時間がなくて大変だったけど結構楽しかった。
これからも機会があればイラストやデザインにも手を出してみようかなぁ。どうかなぁ。
あ、最後に
このパッケージの商品は只今「梅田ロフトにてミンネのMy Valentine」で販売中です。
(ココユタ公式サイト、ミンネでも販売中です)
その様子はこちら↓
ココユタの商品見えるかな〜?
#ミンネのマイバレンタイン
#minne
#梅田ロフト
今日は冬至ですね〜。
かぼちゃを食べて柚子湯に入らないと!
そう、今季節は柚子のシーズン真っ盛り。
工房のお隣にある実家の柚子が今年は大豊作なんです!
という事で、この大量のゆずを使ってゆずジャムを仕込みましたよ。
ところで、
お店で売っているジャムの食品表示を見るとよく書かれている「ペクチン」
「ペクチン」ってなんだ?
ジャムを作るのにこれを入れないと作れないのか???
なんて思っている方もいるのでは…
「ペクチン」は果実などからとれる食物繊維の一種で砂糖と一緒に加熱すると液体を固める作用があるのです。
ジャム特有のトロッとした感じのあれですよ。
でも、私がつくるココユタのジャムには「ペクチン」の表示はありません。
それは一体なぜ?
それはジャムの主原料である果実から出てくるペクチンを利用してジャムを作っているので、
別にペクチンを添加するようなことは一切していないからなのです。
「へ〜、そうなんだ〜。」
という声が聞こえてきそうですな。
とはいえペクチンの添加なしでジャムを作るのはそれなりに大変です。
今回の柚子や柑橘類なんかはペクチンがたっぷり含まれているので煮詰めて固くなりすぎないように果汁をたっぷり加えて調整しています。
逆に苺やラズベリーなどのベリー類なんかはペクチンが少ないので固まりにくいです。
だからレモンを皮ごと入れて一緒に火にかけてトロミが出るまではひたすら煮詰めて濃度をあげてます。
つまりペクチンが多い果実も少ない果実も果汁たっぷりで濃厚なジャムになっていますって事かな。
今回の柚子ジャム仕込み風景↓
中の白い綿々にペクチンがたっぷり含まれています。
あく抜きの下茹でが終わったら外皮と果肉に分けてそれぞれ仕込みをします。
今回作った柚子ジャムはこれからの季節にピッタリ!
ジャムと聞くとパンにつけて食べるイメージだけど、この柚子ジャムに限ってはお湯に溶かして飲むのが最高!
私は自分で作ったジンジャーシロップと一緒に柚子ジンジャーで寝る前に温まっています。
ん?それにお酒も入れてるかな?
スタッフの一人はホット柚子にシナモンをれているそうです。
それもおいしそう。
色々アレンジ出来そうですね。
さて、今晩も寒いし、早く家に帰って柚子湯につかって、ホット柚子を飲んで寝よう〜。
みなさんも年末の忙しさで疲れた体を柚子で労わってあげてくださいね〜。
余談ですが…
柚子ジャムの仕込みをしている横でなぜかパッションフルーツが置かれている…
パッションフルーツって夏の果物じゃなかったっけ?
そうなんです、夏のフルーツです。
工房で栽培しているパッションフルーツがなぜか秋にたくさん花を咲かせてしまい、実が完熟して収穫できるまで待っていたらなんと冬になってしまいました…
このパッションフルーツ、ソースにして冷凍します。
来年の夏には新商品のデザートとして皆様に紹介できるかな?
お楽しみに。