旅の報告・砂糖編 〜日甜さんと製糖工場・ビート農家さん〜 

  • 2017.09.20 Wednesday
  • 16:37

 

昨日の小麦農家さん訪問の熱が冷めやらぬまま、
翌日はお砂糖の日。

 

いつもビスコッティを作るのに使っているお砂糖は、
すすらん印が目印の日本甜菜製糖会社さんのビートグラニュー糖。
なんと!原料は北海道特産てん菜100%!!!
と、パッケージに書いてあります。(笑)

 

北海道旅行が決まって、この甜菜農家さんを訪ねて行くにあたって、
特に知り合いがいる訳でもないしどうしようかぁ〜。
と、考えあぐねてました。
とりあえずダメもとで日甜さんに聞いてみようか!
連絡してみたらなんとなんと、
甜菜農家さんの紹介だけではなく、営業の方が北海道の製糖工場や資料館を案内して下さるとおっしゃって下さいました〜!!!
うちのような小さなお菓子屋にこんなに良い対応を頂けて、本当にもう大感激です

!!!

 

という様ないきさつがあって、2日目は日甜さんの砂糖の日という事になりました。

朝、芽室にある日甜さんの製糖工場の正門で待ち合わせ。
丘が連なる富良野エリアから、果てしなく畑が広がる十勝エリアへの朝ドライブは

気分爽快でした。


もうすぐ着くかなぁ?地図と景色を交互にみていると、
遥か前方にすずらんが描かれた大きなタンクが!!!
あれに間違いない。

 

到着した時には、工場所長はじめたくさんの方に出迎えに。

芽室製糖所の概要を伺って早速工場見学をさせていただきました。

 

 

いやぁ〜、工場見学なんていつ以来だろう?

小学生の時の社会科見学以来かな?

甜菜から作るお砂糖にはシーズンがあるらしく、残念ながら伺ったこの時期はお砂糖を作っていなかったんですよ。

でも、大きな機械やタンクが並んでいるのを見るだけで興奮してしちゃいますよね。

大体お砂糖を作っているのは、甜菜が収穫される10月から春ごろまでなんだそうです。

その間に作った砂糖はシュガーサイロと言われるタンク(?)に溜めておいて、そこから必要に応じて製品用に袋詰めするそうです。

 

写真に写っているのがシュガーサイロ。

来る時に遠くからでも見えたのがこれだったんですね。

こんな大きなサイロが全部お砂糖だなんて…

考えただけでもなんか口の中が甘くなってきた!!!

 

駆け足で工場を見た後は、ビート畑に案内していただきました。

さあ、ビートと初対面です!

芽室でビートや大豆、小麦などを作っている農家さん、辻さんの畑を見せていただきました。

 

 

わぉ!辺り一面みどりでもりもりのビート畑!

ビートって砂糖大根って言われたりもするから大根の仲間だとばっかり思っていましたが、実はほうれん草の仲間なのだそうです。

なるほど納得の葉っぱです。

この緑の絨毯の下に丸っこいビート本体がたくさん育っているのですね。

 

収穫にはまだ少し早い時期だったので実際に引き抜いてみる!という事は出来ませんでした。

残念(><)

その代り日甜の方が気をきかせて、他の所から割と大きく育っているビートを持ってきてくれました。

 

いやぁ〜、実際に持ってみると感動ですねぇ。

そこそこの大きさなので重みも結構ありました。

 

その場で切ってくれたので生で味見させていただきました。

見た感じは大根です。

食べてみるとやっぱり甘い!

甘みだけの梨を食べているような感じでしょうか?

歯ごたえも程よくいい感じだったので生食でもイケましたよ。

千切りにしてサラダでも美味しそう。

いやいや、甘みがあるからきんぴらにしたら砂糖なしで調理でていいかもな。

お砂糖にしてしまうだけではもったいない、色々作ってみたくなっちゃいました。

 

 

農家の辻さんにビート栽培について色々伺いました。

ビートの出来(糖度)で日甜さんの買い取り金額が違ってきたりするらしく、甘くて良いビートを作るために色々と手をかけて育てているそうです。

畑の規模が大きい北海道。

その作業のほとんどを大型機械で行っているのですが、時には手作業で細やかな手入れをしたりもするそうです。

おいしい作物を作るのは最後はやっぱり人なんだなぁ〜とつくづく感じました。

 

ここで手に持たせて頂いているビート。

強引なお願いをしてそのまま頂いてきちゃいました。

色々話を聞いていたら自分で砂糖を作ってみたくなっちゃった。

そのビートについてはまた後日談で。

 

さて、お砂糖の工場を見学して、ビートの農家さんを訪ねて、

お次は日本の砂糖づくりの歴史を勉強しにビート資料館を訪ねました。

 

 

明治初期に欧米からビートが伝わって、大正になって事業としてスタートした日本の製糖の歴史。

なにも無い所からのスタート、戦争、それは本当に苦難の連続だったそうです。

私たちが今では簡単にお砂糖を手にできる事を感謝をしなけれいけませんね。

 

ビート糖を作るたのめ情熱をかけて、ビートを運ぶための鉄道まで敷いてしまった日甜の創業者。

その鉄道があった敷地の一部に建てられているビート資料館。

ここを訪れればそんな日本の砂糖の歴史が分かります。

食に携わる方には是非訪れてほしいと思います。(それ以外方も是非)

創業者に負けず劣らず?情熱的な館長の説明が待っていますよ。

 

砂糖を巡るツアーはこれでおしまい。

この日はお砂糖尽くしで胸がいっぱいいっぱいになってしまいました。

 

普段お砂糖をたくさん使っているのに知らない事ばかり。

食べ物を作って販売する者として、原材料についてもっとしっかり勉強しなければと改めて思う日々でした。

自分で調べて、しっかり選んで、それを使ってお菓子を作って、お客様に自信を持って提供する。

全ての材料について調べるのは多すぎてまだ出来ないけれど、これからはもっと原材料についてもお客様に伝えていけるように頑張りたいと思います。

 

 

生産者取材のお仕事はここまで。

この後は北海道旅行のグルメと旅レポをちょっとだけしますね。

それでは次の日記で…

 

 

 

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