12月も終わりに押し迫った頃。
日々の業務に忙殺されて、大掃除や正月向けの飾りつけ?など、何も出来ていないけど、
来年から始まる季節限定ビスコッティの用意は抜かりありません!!!
それは『ピーナッツ』
この1月からの季節限定ビスコッティの為に、
畑で種から栽培をして、(これは母まかせ)
秋に収穫をして、(これはスタッフと一緒に)
洗浄して、(これはスタッフが冷たい水で一生懸命洗ってくれました)
乾燥をして、(天日干しで1ヶ月くらい、外に出したりしまったり)
軽くローストして殻をむき、(大量の殻剥きはスタッフが日々少しずつ)
そして販売直前の今、仕上げローストをして薄皮を剝くところまでやっとたどり着きました。
この大変な手間暇かけた育てたピーナッツを、最後に粗みじん刻みとピーナッツバターそれぞれ加工していよいよビスコッティの具材となります。
当店のビスコッティの中で、本当にこれほど手間暇かけて作っているビスコッティは他にありません。
あー、本当に楽しみだ。
この『ピーナッツバタービスコッティ』の事を考えただけで、早く1月がこないかなぁ〜と思ってしまう。
他の準備はなにもしていないけどね。
そんな手塩にかけて育てたこだわりの『ピーナッツバタービスコッティ』
是非楽しみにしていてください。
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12月入りました。
いよいよ今年もあと少しで終わりですね。
さて今日は、嬉しいお知らせと、残念なお知らせです。
まずは嬉しいお知らせ
現在の販売を行っているショッピングサイト、最初に作ったっきりで実はもう10年以上も全く手を入れてないんですよ。
今までは応急処置のようにその場限りの対応をしてなんとかつないできましたが、もうそろそろ何とかしないといけないよなという状況でした。
去年からのコロナの影響もあってネット通販の業界は大きく変わりました。
アナログな私はその変化についてていくのがもう大変。(;^_^A
でも、なんとか世の中の流れについていかなければ!という事でショッピングサイトをリニューアルすることに決めました。
実はこのリニューアル、8月くらいから準備を進めてきました。
なれない作業に四苦八苦、やっとリニューアルの目途が立ったので皆様にお知らせできます。
リニューアルオープンの日は、2022年1月8日(土)
一応その日の予定で準備を進めていますが、何かトラブルがあった場合には遅れてしまうかもしれません。
と、不慣れな作業のため、一応言い訳もしておきます。
現在リニューアルに向けてショップの仕様を少しずつ変えておりますが、12月末までは現在のサイトでお買い物が出来ます。
年が明けましたら入れ替え作業の為しばらくショップはクローズいたします。
どんなサイトが出来上がるのでしょうね。
準備している私も超楽しみです。
いかに素敵なサイトに変わったか実感してもらうために、今のサイトもよく見ておいてくださいね。(* ´艸`)クスクス
そして残念なお知らせ
近年、ご存じの通り原材料や、配送料、人件費などが高騰していて現状の商品価格では採算が合わなくなってきてしまいました。
誠に不本意ではありますが、1月のサイトリニューアルと同時に商品価格の値上げをさせて頂きます。
12月中にご注文いただいた方にはリニューアル後に使える送料無料クーポンをお配りしております。
12月中は現在の価格で販売いたしますので、年末年始のまとめ買いは今がチャンスです。
是非今のうちにお買い求めください。
「買い物の予定はないよ」という方も、是非サイトを見に来てくださいね。
「今回のリニューアルの為に撮った写真で使わなかったものより at Sunny Days 」
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現在ココユタBISCOTTIでは、ショッピングサイトリニューアルに向けて作業を行っております。
新しいサイトは、2022年1月8日にオープンする予定です。
そのため12月31日でいったんショップをクローズして入れ替え作業を行います。
またリニューアル後はサイトのURLが変わります。
クーポンをお持ちの方は、以下のサイトからアクセスしてお買い物をしていただけますようお願いいたします。
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世間ではすでにクリスマスケーキの予約でにぎわっていますが、
ようやくうちもクリスマスケーキの支度を始めました。
世の中的にはずいぶんとのんびりしていますが、ケーキがメインのお店ではないのでお許しください。
資材屋さんに注文していたクリスマスのチョコプレートやヒイラギの飾りが届きました。
クリスマス飾りを見るとテンションが上がりますね。🎄
そして、クリスマス版チーズケーキに添えるベリーのソースを仕込みました。
材料は、ラズベリー、ブルーベリー、ブラックベリー、レモン、ビートグラニュー糖。
ビートグラニュー糖以外は全て自家栽培のものなんですよ!
夏に収穫したものを冷凍保存しておきました。
収穫量が少ない年はイチゴなど購入して合わせて仕込むのですが、今年は完全自家栽培!
嬉しいですね。
加水などは一切せず、果実の水分のみで煮詰めていきます。
もちろん凝固剤などは使わず、ちょうど良いとろみがつくまでじっくり煮詰めていきます。
チーズケーキは生クリームのケーキみたいに派手じゃないけど、こうやってベリーのソースを添えればちょっとおしゃれで華やかなデザートになります。
大人のクリスマスパーティにいかがですか?
12月限定で予約販売を開始いたしました。(12/1からお届けの用意をしております)
忘年会や、早めのクリスマスパーティにもおススメですよ。
限定品なのでお早めにお申し込みくださいね。
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ここ最近、昔からのお客様に
「フィナンシェはまた販売しないの?」
と聞かれることが度々ありました。
世の中の事には疎い私ですが、なにやら最近フィナンシェが流行っているようです。
ネットで検索をしてみると見た目も美しい美味しそうなフィナンシェが沢山でてきました。
フィナンシェは16年前の創業当時から作っていた当店の看板焼菓子の一つです。
最近はビスコッティをメインに製造していますが、たま〜に気が向いた時?には当時と同じレシピで作って販売している隠れ商品なんです。
私が作るフィナンシェはシンプルに素材の味を伝えるようなで素朴なお菓子です。
今流行っているようなお洒落なフィナンシェとはちょっと違うけど、お客様から「また買いたい!」と言ってもらえるのは何よりの喜びです。
私のフィナンシェの特徴は、
とにかくバターをしっかり焦がしている所。
えー!こんなに真っ黒でいいの?
というくらい焦がします。
この焦がしたバターを「ブールノワゼット」ヘーゼルナッツ風味のバターと言います。
私のはやや焦がしすぎかもしれませんが、この焦げた風味がたまらないのです。
このバターを卵白の生地と合わせていきます。
オーブンでの焼き上げもしっかりこんがり焼き上げます。
焼き上りの色もかなり焦げ茶色ですね。
ここ最近何人かの人から「フィナンシェはいつ販売するの?」と聞かれたのが嬉しかったので、特別に販売する事に決めました!
ついでに、いつもセットで作っているマドレーヌも一緒に販売しちゃいます。
常時販売できないお菓子なので、この機会に是非お買い求めください。
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只今スタッフ大募集です!
業務拡大に伴い製造スタッフ、事務スタッフ、それぞれ2名程度の募集です。
現在人手が足りていないので、すぐに勤務可能な方大歓迎!
工房では子育て中(終えた)主婦たちが協力して業務を行っています。
小さい工房なので、それぞれの担当が責任を持ち、連携を取りながら、
時に厳しく、時に楽しく、日々業務をこなしています。
チームワークが大事なので、明るくて元気、何事にも前向きでハキハキ対応できる方を求めています。年末を迎える慌ただしい時期ですが、お菓子屋さんで働いてみたい!という方是非一緒に働きましょう。
詳しくは下記の応募職種をご参照ください。
1.製造見習い (1〜2名募集)
仕事内容:ビスコッティの製造(生地仕込み、焼き、材料仕込み)袋詰め、その他
勤務日:週3日以上、
時間帯:9:00〜18:00(うち4時間以上、通し勤務歓迎、火曜土曜が勤務可能な方歓迎)
時給:1,050円〜、(経験や能力によって昇給あり)交通費支給
求められる資質
単純な作業を黙々とこなせる方、細かいことに神経が届く方、健康で体が丈夫な方、
ただお菓子が好きというだけではなく、職業としてお菓子を作って販売するという事にプロ意識をもって取り組める方。
売り物が作れるようになるには修行の日々です。それを理解して努力できる方。
経験のない方でも意識をもってチャレンジする気持ちがあれば大丈夫です。
仕事内容を紹介している日記はこちら
2、事務・作業 (現在募集は行っておりません)
仕事内容:ウェブショップの受注業務、取引先企業の受注作業(返信作業、書類作成、その他)
商品の包装・梱包、発送、その他雑務
勤務日:週3日程度、4時間、5月からの勤務を予定しております(土曜が勤務可能な方歓迎)
時間帯:9:00〜13:00
時給:1,040円〜、(経験や能力によって昇給あり)交通費支給
求められる資質
パソコン作業(word, excel, 簡単なweb操作、など)
一般的なビジネス会話ができる方(取引先やお客様への対応のため)
たくさんの注文に対して焦らず落ち着いて業務を対応できる方
黙々と作業をこなせる方、字がきれいな方、手先の器用な方、ラッピングや箱詰めが得意な方。
仕事内容を紹介している日記はこちら
ご興味ある方はぜひご応募ください。
こちらのメールにてご連絡ください。
折り返し返信いたします。
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子供の頃、苦手なだった食べ物って、気が付いたら食べられるようになっていて、
今ではむしろ好物になっているものって結構あるかも。
ピーマンだったり、大葉だったり、キムチだったり、マーマレードだったり、牡蠣だったり…
子供の頃はまだ味覚が発達していないから、苦みやえぐみ、酸味や辛みが強すぎるものはなかなか受け入れがたい状況だったのでしょうね。
苦手と言っても、食べられないほどではなかったので、「好き嫌いは良くない!」と自分に言い聞かせて他の食べ物と一緒に飲み込んでやり過ごしていたような気がします。(笑)
そんなこんなで、好みではなくても食べる努力をしていたせいか、大人になって気が付いたら好きな食べ物になっていたという食べ物が沢山あります。
そのひとつに「シナモン」があります。
子供の頃は「シナモン」、いいえ「ニッキ」がかなり苦手でした。
おばあちゃん家でもらった飴を喜んで食べたらニッキの味で気持ち悪くなってしまい吐き出した事もあったっけ。
京都の銘菓「八ッ橋」も最初に食べたときは美味しいとは感じませんでした。
シナモンがたっぷり入ったフルーツケーキやスパイスクッキーもどちらかというと苦手でしたね。
厳密にいうと「ニッキ」と「シナモン」は違うのだそうですが、スパイスの風味という点では同じ括りですよね。
私は大人になって知らぬうちにシナモンが好きになりましたが、
「シナモン」が苦手という人は大人でも結構いるのではないかと思います。
そんな方にも是非食べてみてもらいたいのが「りんごビスコッティ」
国産リンゴで作ったドライアップルにシナモンパウダーで風味付けしているビスコッティです。
以前、シナモンが苦手な友人が「りんごビスコッティ」を食べてくれて、
「このシナモンなら全然気にならない!美味しく食べられたよ。」
と言ってくれました。
アップルパイをイメージして作ったビスコッティです。
しっかり焼き上げていて生っぽさがないのと、食感がしっかりしているので噛むことに気をとられてしまうのが良いのでしょうかね?
国産ドライアップルとシナモンスティック(実際にはシナモンパウダーを使っています)
細かく刻んだドライアップルに
シナモンパウダーを振りかけてまぶします
焼きあがったりんごビスコッティはほんのりシナモン風味です。
シナモンの話をしていたらなんだかチャイが飲みたくなってきたな〜。
(以前カフェで飲んだチャイです)
「りんごビスコッティ」にスパイスたっぷりのチャイなんて合うに決まってるでしょう!
皆さんも是非試してくださいね。
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私的に11月はワインの季節。
「ボジョレー・ヌーボー」のイメージが強いからなんだろうけど…
斜めに差す日差しだったり、空気の冷えた感じだったり、乾いた風だったり、急に暮れてしまう夕暮れだったり、夜の時間が長くなったり、そんななんとなく秋の郷愁感がワインを欲してしまうのです。
ワインが飲みたくなると必ず作る「フルーツサラミ(ココユタfico)」今年も仕込みました。
作り方はいたって簡単。
いちじくをメインとした数種類のドライフルーツを、フードッターでペースト状にしたものと、細かく刻んだものを混ぜ合わせて棒状に伸ばして固めたものなんです。
まあ簡単といってもそこは色々と手間をかけていますよ。
ペースト状にしたドライフルーツははちみつが入っている事もありベトベトしてとても扱いずらいので成形は本当に大変。
このベトベトが自宅でフルーツサラミを作る人があまりいない理由かもしれませんね。
よくあるフルーツサラミはイチジクをメインに2〜3種類くらいのドライフルーツが入っていますが、常に色々な種類のドライフルーツがあるココユタでは6〜7種類くらいのドライフルーツを入れて作っています。しかも自家製のピールなんかも入れています。
風味づけにはドライフルーツに良く合う、シナモン、ジンジャー、クローブのパウダーを使っています。
他ではちょっと食べられないフルーツサラミですよ。
どうですか?
ワインを飲みたくなってきませんか?
仕込んだフルーツサラミは、只今絶賛熟成中!
(熟成というか、成形後固まるまでに少し時間がかかるので冷蔵庫で寝かせております)
もう少し経ったら販売できるかな。
ワイン好きな方は楽しみに待っていてくださいね。
刻んだ数種類のドライフルーツにスパイスをまぶしあります。
ドライいちじくはカッターをかけるとこんなにベトベト
スパイスはこの3種類
ペーストと刻んだのが混ざりました。ベトベトMAX!
1本分ずつ計量してクルミを中に巻き込みます
コロコロ転がして成形。
仕込んでから1〜2週間くらいで食べられます。
というかいつでも食べられるのですが、そのくらいおかないとカットできないのですよ…。
仕込んですぐはソフトな食感、2カ月くらい寝かせるとしっかりとした固さでまさにサラミのようになります。
今仕込んだのはクリスマス頃にはちょうど食べごろですね。(^▽^)/
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工房を始めるときに家族みんなで作ったウッドデッキ。
作ってからもうかれこれ16年も経ちます。
はぁ〜、すっかり年代物ですねえ。
最初に作ったデッキの半分はサンルームに変えてしまいましたが、もう半分はいまだ健在です。
当初から毎年ペンキを塗ってメンテナンスをしていましたが、16年も経つとあちこち傷んできてしまっています。
特にここ数年は忙しい事を理由にメンテナンスを怠っていたのでちょっとやばい状態になってしまってました。
デッキの日よけのために天井から吊っていたシェードも何となくだらしなく垂れ下がっていました。
「こ、これでは、店舗販売ではないけれど、あまりにみすぼらし過ぎる!」
という事でデッキ周りの補修作業を行いました。
どんなに酷かったのかお見せしたかったのですが、いつも作業をする前の写真を撮るのを忘れてしまいます。
あまりに直す作業に集中し過ぎているからですかね?
台風の時に撮った写真があったので、わかりづらいけど見てください。
日よけシェードを支えている支柱が頼りなくて垂れ下がってきてしまってます!
デッキ床部分に貼っている木が水を吸って傷み始めて所々割れています!
植木鉢を置いているところは、どかしたら蟻の巣になっていて木がスカスカに!
補修後はこんな感じです。
全部を直した訳ではないのであまりきれいではありませんが。
本当にやばそうな部分だけ木を貼りかえて、シェードを貼る支柱は2本から4本に増やして頑丈に立てました。
シェードが良い感じに張れているのでデッキ広々と感じます。
入口の階段部分の劣化もひどかったのですが、これは近いうちに全部貼りかえないと。
本当は全部貼りかえたいくらい傷んでいたけど、今回は部分的な補修のみ。
土台部分も劣化が心配なので来年あたり改めて作り直ししたいかな。(希望)
とりあえず商品を受け取りに来たお客様が困らない程度には持ち直したでしょうかね。
いつの間にかぞんざいな扱いになってしまっていましたが、またちょっとデッキで過ごしてみようかなと思います。
自分で作ったウッドデッキでくつろぎの時間を過ごす。
永遠の憧れですね。
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普段はビスコッティを焼くのに忙しく、工房の庭の手入れをする時間がなかなか取れないのが悩みです。
工房は、小さいながらも庭付き一軒家です。放っておくと草ボーボー。
お客様が滅多にいらっしゃらない事をいい事に、放っておくと草ボーボー。
とてもお菓子屋さんには見えません。
お店を始めた当初は、こんな住宅街の辺鄙な場所にお菓子を買いに来る人なんている訳がない!
と、通販メインで直接販売をすることはあまり考えていませんでした。
その流れで早16年、工房の外装はきれいにしたいと思いつつもなかなか手入れが出来ない状況が続いています。
工房の敷地に入ってすぐ、ポストの隣に鉢植えていたミモザ。
去年はそんなに大きくなかったから鉢植えのまま置いておいたら…
気が付いたら枝が伸びまくり、玄関に進むのに枝をよけないと進めません!
雨が降ると濡れた重さで枝が垂れ下がり、避けながら通ってもびしょ濡れになってしまいます!
「こ、これはさずがに何とかしなければ!」
9月になって涼しくなったのをきっかけに庭の手入れを始めました。
(枝が垂れ下がって通路を塞いでしまうので紐で括り付けています。かわいそうに…)
ミモザはまだまだ大きくなることを考え敷地の一番奥、玄関の脇にお引越ししました。
まだ暑さの残るこの時期に植え買えはどうかと心配だったのですが、枝の邪魔さ加減に我慢ができず強制移動です。
上手く根付いてくれると良いのですが……
(手前に選定した枝や草むしりした草があってお見苦しくすいません)
ポスト近くの鉢植えは咲き終わっているものは入れ替えしました。
代わりに置いたのは「苺の苗」です。
前から玄関アプローチの鉢植え置き場の段々はイチゴ栽培にちょうど良いのでは?と想像していました。
先日ホームセンターで苺の苗を見かけ衝動買いです。
やっぱり私は、花より団子なんですよねぇ〜。
草むしりをして、花壇のハーブの枝も刈り込んで、だいぶ小ざっぱりして気持ちの良い庭になりました。
全然人様にお見せできるような庭ではないのですが、自分が気持ちよく過ごせるくらいには維持できるように頑張りたいものです。
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9月末の事。
10月から始まる「ハロウィン」と「16周年」の準備で大忙しの中、毎年恒例のピーナッツ掘りを行いました。
例年は10月中旬に行っていたのですが、なんだか今年は作物の出来がいつもと違う様で、
早くも枝が枯れ始めてきていたので急いで収穫しないと!
しかも大型の台風が近づいて来ていると!
それはそれは、お菓子の仕事は後回しにしてでも台風が来る前に掘り出さねばーーー!
と、いう状況だったのです。
幸運にもピーナッツ掘りを行った日はピーカンのお天気。
土もまあまあ乾いていて比較的順調に掘り起こせました。
順調に?
いや、掘るの自体は順調に予定時間よりも早く掘り終えたのですが、喜べない理由がありました。
それは、なんと収穫量がいつもの半分くらいしかなかったのです。
引き抜いた株にもあまり実がついていないし、引き抜いた後の土を掘ってもあまり実が出てこない。
作業のわりに収穫量が少なすぎてまるで宝探し状態だったかも?
こんなにうまく育たなかった年は初めて。
気候が大きく変わってきて同じやり方じゃダメなんだなぁ、と実感しました。
今年採れたピーナッツ。
かなり少なめ、お宝レベルのピーナッツですよ。
今はまだ乾燥中なのでどのくらいあるか計量していませんが、
おそらくビスコッティに使う分としては足りなそうなので他から仕入れないといけないですね。
収穫量は少なくて残念だったけれど、お天気の中久しぶりの畑作業はやはり気持ちが良かった。
環境はどんどん変わっていくけれど、なんとか自然に寄り添い畑を続けていけたらいいなと思っています。
なんて私はたまに収穫に行くくらいで母にまかせっきりですけどね。((´∀`))ケラケラ
さあ、次の収穫物はなんだろう?
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10月1日は焼菓子工房LISAの創立記念日です。
今年で16周年を迎えました。
毎年やってくるこの区切りの日。
お店を始めた頃は、
「アニバーサリーだからなにか特別なサービスをしなければ!」
と早くからあれこれ考え企画を練り、準備をして、沢山の人に声をかけて、当日は賑やかに、華やかに過ごしていた気がします。
もちろん16年目の今年も企画は考えましたし、たくさんの方に感謝の気持ち伝えたいという想いはいっぱいです。
でも振り返ってみると、毎年やっていたアニバーサリーの準備は、なんだか気負いすぎていて自分的にやりすぎ?
ちょっと疲れていたかもしれない。
去年はキリの良い15周年だったのですが、コロナ渦という事もあって直接集うようなイベントは出来ませんでした。
それでもオンラインショップで色々な企画を立ててお知らせしたりしましたけど、
今までのアニバーサリーと比べると控えめだったかななんて思います。
1年半前からコロナで思うように行き来出来ない世の中になって、いつも通り過ごせないストレスを感じずにはいられませんが、
ふと「今までやってきたことをやらなくてもよいのでは?」と考えたりすることも多くなりました。
逆に「これからはこう言うことをやった方がいいかも!」という事もありますね。
歳をとってきて自分のパワーが衰えてきているせいかもしれませんが、無理をせず自然の流れに任せて生きていく事って結構大事かもなと感じています。
アニバーサリーもその一つ。
もちろんイベントや賑やかな企画で皆さんに感謝の気持ちを伝えたいのはあるのですが、それって別にアニバーサリーの時だけじゃなくてもいいですよね。
感謝の気持ちは1年中ずう〜っと。
伝えたい企画があればいつでもやったらいいんですよね。
アニバーサリーは私にとって、自分を振り返る大切な時。
原点や過去の色々な事を想いかえして、今の自分やこれからの自分を作っていく大事な時。
来年以降アニバーサリー企画が縮小しても、どうかお許しくださいね。
なあんて、これが言いたかったのか!!!
今年の創業記念日の10月1日は、台風接近。
朝から大雨と強い風。
注文の発送予定もそれほど多くなかったので、その日は製造作業を止めスタッフのほとんどをお休みにしました。
嵐の中ひとり工房ででゆったりと仕込みをする。
そんな創業記念日は私的にはとても良かったです。
肩の力を抜いて、自然のままに、そんな風にお店を続けていけたらいいなと願う16周年でした。
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私の大好きなビスコッティ
『グラハムハニービスコッティ』
粉に北海道産の全粒粉を合わせて、蜂蜜とカシュナッツが入っています。
とにかく香ばしくて、蜂蜜の風味が何とも言えない良い味わい。
自分が作るビスコッティの中でも1、2番を争う好みのビスコッティです。
そんなお気に入りの『グラハムハニービスコッティ』ですが、
商品としてカテゴリー分類するのに仲間に入れるカテゴリーがないんですよね。
美味しいい、お気に入りなのに、未だに商品化できていないのはそんな事が理由だったりします。
そんな商品化待ちの『グラハムハニービスコッティ』
この度16周年の特別商品として1ヶ月だけ販売する事になりました。
臨時商品だし、急遽決まったので、パッケージの粗末さは勘弁してください。
風味の決め手の蜂蜜。
先月ちょうどスタッフのMさんから
「いつも取り寄せているものですが食べてください」
と秋田の純粋アカシア蜂蜜を頂きました。
蜂蜜大好きな私は大喜び。
アカシアの蜂蜜はすっきりとして癖がなく優しい味わい。
毎日トーストやヨーグルトにかけて楽しんでいました。
そのMさんからのおすそ分けの蜂蜜を今回のグラハムハニービスコッティに使っちゃいます。
粉は、薄力粉も全粒粉も北海道産、ビートグラニュー糖も北海道産、卵は地元川崎産の生みたて卵、
塩は沖縄のシママース、カシュナッツはベトナム産、これらを合わせて作るビスコッティがおいしくない訳がない!
すいません、自分のお気に入りのビスコッティなので力が入りすぎました。(;^_^A
そんなおススメの『グラハムハニービスコッティ』是非食べてください。
10月1日から1か月間の販売です。
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畑で育てている紅玉りんごが今年も無事に収穫出来ました。
ここ数年は気候のせいかあまり実がならず、小さいカゴにこれっぽっちでした。
見た目も不揃いで色もイマイチ…
まあたいした手もかけずにこれだけ実ってくれるのだからありがたいですよね。
りんご農家さんって本当にすごいな。
せっかく採れたりんご、何にしようか。
数が少ないから商品に出来るほどの量もないしなぁ。
結局自家用のジャムを作る事にしました。
(スポンジでごしごし洗ったらちょっとはきれいになったかな)
売っているりんごとは違って、うちのりんごは水分がとっても少なくてパサパサなのです。
だからジャムにしようと思って砂糖一緒に火にかけてもうまく煮溶けてくれません。
コンポートを作りたいんだったらちょうどいいんだけど、トロットロのジャムにしたいんですよね〜。
しょうがないから煮溶けてくれるまで何度も水を足して煮続けます。
へらでりんごをつぶしながらどんだけ水を足して煮込んだでしょうか?やっとジャムが完成です。
(水を足して相当煮たのにまだこんなに形が残ってる!)
通常ジャムを作るときは、果実のおいしさを存分に味わいたいから加水をすることは絶対にありません。
なので今回はちょっと屈辱です。
でもまあ加水して薄めて、ペクチンで固めたわけじゃないから良しとしましょう。
なめらかになるまで煮溶かさなかった、というよりも煮溶けなかったのがいい感じで、
りんごの果肉が粒々で残っているのがけっこういいアクセントでおいしいかも。
ちょっと邪道な作り方をしてしまっているので商品としては出せないようなB級品。
今回は自家消費で楽しませてもらいます。
トーストにたっぷりのせたり、パンケーキに添えたり、ヨーグルトにいれたり、
色々楽しみました。
皆さんにも食べて頂けるようにちゃんとしたりんごがいっぱいなるといいなぁ。
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秋の気配が近づいてきたこの季節、毎年作ってみようかな?と思って取り組むのが「かぼちゃビスコッティ」
やっぱり秋はホクホク系、芋栗南瓜ですよね。
菓子業界としてはハロウィンもありますしね。
毎年チャレンジしてはいるももの、なかなかいい感じのレシピに仕上げられず苦労している「かぼちゃビスコッティ」。
今年こそは!と思って挑戦するんですけどねぇ。
去年の「かぼちゃビスコッティ」生地をかぼちゃ色にして見た目重視でしたが、今年は味もかぼちゃを感じたい!
夏にバナナビスコッティの時にバナナチップスがいい仕事をしてくれたので、
かぼちゃチップスがいいんじゃないかな?と思って挑戦してみました。
うちの畑で夏に取れたかぼちゃ。
薄くスライスして油と砂糖をまぶしてオーブンで低温焼き。
おお、かぼちゃチップスはなかなが良い出来。
このままビールのお供におつまみにしたいわ。
いや、今回はこれでかぼちゃビスコッティを作ります。
スタンダードな生地にかぼちゃチップスとかぼちゃの種。
パッと見はかぼちゃっぽいかも?
焼きあがりです。
かぼちゃチップスの色はこんがり焼けた生地の茶色に紛れて分かりにくいけれど、かぼちゃと言えばかぼちゃかな?
で、重要なお味。
これが全くダメだった〜!
パリパリだったはずのかぼちゃチップスの食感が生地の水分を吸ってふやけた後に乾燥焼きで固くなって、
何とも言えない食べにくい食感になってしまったー!
しかもかぼちゃの味はなんとなくしかしない。
いやはや、全くダメダメの試作でした。
皆さんに紹介することはあまり多くはありませんが、実はこんな失敗は日常茶飯事です。
特に野菜系のビスコッティを幾度となくチャレンジしていますが、うまくいきそうな足がかりはまだ全くつかめず…
こんな失敗の積み重ねの上に今販売しているフレーバーのビスコッティはあります。
どのフレーバーにもそれぞれの開発秘話があって、すんなりとレシピが決まった種類、すごく苦労して出来上がった種類。
どのビスコッティもそれぞれ思い入れがあります。
長く定番で安定している種類でもふと思い立ってレシピを改良したりすることもあります。
そんなそれぞれの開発ストーリーもそのうちお話ししたいですね。
さておき、今年の「かぼちゃビスコッティ」は、
去年のレシピを少し改良して作る事になるのかな?
ハロウィン限定商品として。
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