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- 2022.01.29 Saturday
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【気分次第のリース作り】
先週のお休みに工房の庭掃除をしたついでの勢いで衝動的にリースを作っちゃいました!
毎年秋になると工房の外壁に飾るリースを作るのですが、
お客様がたくさんいらっしゃる様な店ではないので見栄えの程はさほど気にせず作りたいから作るといった感じ。
出来上がりの程度も毎年かなり差があって、気合いを入れて作る年とそうでもない年では雲泥の差が…
それでもいつも心がけているのが、あるものを使って工夫して自然な感じに作る事。
わざわざ材料を買ってきて豪勢なものを作るというのが性に合わないんですよね。
材料は庭や畑、近所の林、郊外の山間部などに出かけた時に使えそうなものを少しずつ集めておきます。
集める材料は飾りとしてアクセントになるような色のついた実や形の変わった実は葉っぱ。
この集めるという作業を早いうちから豆にしなかった年は残念なリースになったりしています。(汗)
今年のリースの土台は、工房の隣の実家の壁に絡みつくように生えてるアケビの蔓。
かなり強烈に絡みついているのを全部刈り取ったら結構な量になりました。
これを輪っかに巻き巻き。
アケビの蔓は丈夫なのでちょっと折れ曲がっても切れることなくいい感じに土台が出来上がりました。
まだ生なので葉っぱも残ってて、このままでもリースとしていい感じかも。
なぁ〜んて、枯れたら葉っぱなしの残念リースになってしまうので、ちゃんと飾りを付けますよ。
今年は赤い実が2種類。
「カラスウリ」と「琉球スズメウリ」
カラスとスズメの共演ですね。
両方とも蔓状なのでざっくり配置してアケビの蔓で巻き込みます。
そして郊外の山の直売所で購入した「ひえとあわ」
実りって感じがして秋のリースにピッタリ!
こちらは巻きつけるのは難しかったのでリース上部にたらすように括り付けました。
いずれの飾りも紐や針金などは一切使わず蔓で巻き込んだだけなんです。
けっこうしっかりしてるでしょ。
自然素材のリースなので、日に晒されて時間が経ったら枯れて汚くなってしまいます。
いつか枯れてしまうので、今このきれいさを楽しむのも味わい深いですよね。
枯れてしまっても大丈夫。飾りをはずしてベースだけにして千両やら南天やら挿せばお正月用のお飾り早変わり。
2度楽しめちゃいますね。
【ピーナッツに込める想い!】
先週の日曜に毎年恒例のピーナッツ掘りをしました〜。
今年は雨が多かったせいか実が傷んでしまっているものが多く、収穫量もちょっと少なかったかな?
収穫期のピーナッツの苗です。(奥にいるのは母です…)
苗をぴっぱるとこんな風にピーナッツが付いてきます。
あちゃ、これは下の方が腐れてる。
土の中に残っているピーナッツもしっかり掘り出します。
どろんこどろんこ。
どろんこをきれいにすべく水洗い。
洗いながら良いものと悪いもの選別もね。
これが結構大変なんだ!
水洗いしてそれなりにきれいになったかな?
洗った後は日陰で干します。
カラカラという音がなるくらいまで、天候にもよるけど2〜3週間くらいかな?
はやくおいしいピーナッツ食べたいな〜。
さて、どうしてピーナッツを自家栽培で作っているのか?という話をしますね。
ビスコッティの専門店として始めた頃、具材の1種類にどうしても国産ピーナッツを入れたかった。
でも市販されている国産のピーナッツは高価で予算オーバーだったので畑で作ろう!という事になったのです。
最初の頃は定番品だったので1年分のピーナッツを育てて収穫しなければ!!!と意気込んで、毎年大変な作業でした。
でも自家栽培なんだから季節限定にしてもいいんじゃない?って事で途中からは季節限定ビスコッティに変更しました。
食物には収穫期があってそれぞれの季節においしくいただくのが一番ですよね。
ピーナッツは今が収穫期ですが、乾燥させてからでないと使えません。
うちでは天日干しで乾燥しているので仕上がりがいつになるかはお天気次第…。
11月には間に合わないかも〜、
12月だとクリスマスシーズンに似合わない???
って事で、うちではピーナッツの季節は1月になっています。
そんな季節感あるかいな!なんて言わないでくださいねぇ。
掘りたての未熟ピーナッツはローストには使えないので、
茹でピーナッツで私がおいしくいただいちゃっています。
まさに旬の味!
【マジックハンド】
「リサさんの手はマジックハンドですね〜。」
とスタッフに言われました。
余興で手品を見せてた訳ではありませんよ。(笑)
ビスコッティの製造の作業でのコツやポイント。
包装をいかに早く正確に行うためのポイント。
そんな話をスタッフにしていたのですが、私のコツはどうも感覚的すぎて難しいらしい。
手作り手作業のお菓子屋を始めて11年。
長い時間をかけて毎日毎日コツコツと作業をしているうちに、私の手はすっかりお菓子を作るための微妙な感覚を感じ取れるマジックハンドになっていたようです。
指先で触ってちょっとした違いを感じたり、
持ってみて重さや大きさの違いを感じたり、
液体を注ぎたい分量でパッと注いだり、
焼きあがった生地の密度や硬さに応じて成型したり、
う〜ん、言われてみれば経験のない人にこれらの違いを感じて作業をしろというのは難しすぎるかもしれない。
でも手作りで作るって、全部が全部同じには出来ないから、
ひとつひとつ手で触って、その違いを感じて同じようになるように作り上げるから味わいが深いのかなぁ〜。
なんてしみじみ思ったりします。
これは機械では絶対にできない事ですね。
今は私の手が何か特別なマジックハンドのように見えるかもしれないけど、
毎日毎日コツコツと作業をしていけばスタッフみんながいつかはマジックハンドを持つようになるのだろうな。
うん、みんなで早くマジックハンド持って、たくさんのおいしいビスコッティを皆さんにお届けできるように頑張るぞ!
(ビスコッティに呪い?いや呪文をかけるマジックハンドです…)
【心と頭と身体をリセットする】
今年の気候は夏から秋にかけて台風が多く暑くてムシムシ、
なんとな〜く体調が優れず、やる気もイマイチでした。
(と言ってもやる事はちゃ〜んとやっていましたよ!)
ここ数日でやっと涼しくなって過ごしやすくなったら、やる気も自然に湧いてきました!
バンザーイ!
やっぱり人間の体って自然の影響を受けているんだな〜と痛感。
忙しい季節でも、余裕がある季節でも、なんだかんだで日々の作業に流されがちになってしまいます。
製造の作業は特に、毎日同じことの繰り返し…
お菓子の製造は肉体労働、身体はいつも凝り固まってます…
イベントや季節商品などの準備に追われ、常に新しい企画やスケジュールの段取りで頭の中はいっぱいいっぱい…
こうして書き出してみるとなんだか私ボロ雑巾のようだわ、大丈夫かしら…?
大丈夫です!
そんなあれこれで行き詰らないように、
心と頭と身体をリセットすべく週に1回ヨガに通っているのです。
まあヨガと言っても色々な種類のヨガがありますが、今私が通っているのはリラクゼーションを目的とした癒し系のヨガです。
軽い緊張のポーズとリラックスの繰り返しでガチガチに固まった身体の力をゆるめて本当にリラックスできます。
時々ヨガの最中に寝ちゃいます…。
そしてヨガの最中は頭の中を空っぽに出来るので、考えすぎて煮詰まった頭と、色々な事に追われて焦っている心を、
一旦真っ白な状態にリセットしてくれます。
でも、ヨガの帰り道にはすぐに仕事の事を考えていたりするのですが…
真っ白にリセットした直後だからこそ新しい考えがうかぶ時間でもあるんですよね。
私にとっては、週に1度のこのリセットする時間があるからなんとかバランスよく仕事を進められているのかな?
だからどんなに仕事が忙しい時でも無理に時間を空けてヨガにはきちんと通っています。
忙しい日常の中で真っ白にリセットできる時間を持つって結構難しいですよね。
「ヨガなんてやっている余裕は全然ないよ〜」という方は多いはず。
ヨガ以外でも、何か日常から離れられるほんのちょっとのリフレッシュ時間が持てればいいですよね?
散歩とか?
ジョギングとか?
植物の世話とか?
朝深呼吸するとか?
ラジオ体操するとか?
他に何かあるかな?
本当は毎日数分でも自分でそういう時間が持てれば良いのだろうけど、
私は自力では無理なのでヨガの教室に通っているという訳なのです…。
自宅でヨガもやったりするのだけど、どうも家では頭が空っぽにならず単なるストレッチになっちゃうのですよ。
とほほ。
なんとか自分でヨガが出来るように頑張りたいものだわ。
スタッフみんなでヨガでもするかな?
なぁ〜んて、そんな事はちょっと難しいかな。
写真は通っているヨガスタジオのHPより
私がヨガをしている写真では、ちと見苦しいので…